2024.05.14
IT資格

ITIL®4ファンデーション合格体験記

今回は、弊社社員のITIL®4ファンデーション合格体験記をお送りいたします。
ITIL®4ファンデーション取得にあたって、受講したトレーニングの内容や実際の試験について等をご紹介いたします。

合格体験記紹介コラム～第2回～

私自身のご紹介

はじめまして。
Top Out Human Capital セールス＆マーケティング本部の古橋と申します。私は、情報系ではない理系の学部から新卒で入社いたしました。
私がITIL®4ファンデーションに合格した際の知識感は、資格としてITパスポートのみを取得している状態でした。また、ITILに関しては、ITパスポート取得の中で用語は聞いたことがあるといった程度でした。
入社1年目の3月末に「ITIL®4ファンデーションカーレース・ワークショップ編」という3日間の試験付き研修を受講し、最終日の試験で合格することが出来ました。

今回は、IT未経験の状態で、新卒で入社いたしました私が、ITIL®4ファンデーションを取得するまでの過程を合格体験記としてご紹介いたします。

ITILとは、ITIL®4ファンデーションとは

はじめに、今回私が取得しましたITIL®4ファンデーションについて簡単にご紹介いたします。
まずITILとは「Information Technology Infrastructure Library」の略であり、ITサービスマネジメントを実施した、企業やコンサルタントの成功した事例（ベストプラクティス）を集約し書籍化したものの事を意味します。
その中でもITIL®4は2019年にリリースされた現在の最新版になります。
ITIL®4ファンデーションは、デジタル時代のビジネスサービスマネジメント領域に焦点を当て、ITサービスマネジメントを含む幅広い知識を提供しています。
組織内外のITおよびデジタルサービス関係者にとって基盤となる知識であり、ビジネスとITが一体化した時代において重要なスキルとされています。

受講した研修内容

今回私が受講した研修は、日本ヒューレット・パッカード合同会社(HPE)様主催の「ITIL®4ファンデーションカーレース・ワークショップ編」です。
研修で配布されるコンテンツ内容は、「テキスト4冊（実際にメインで使うのは2冊）、復習問題や模擬試験のできるeラーニングコンテンツ」でした。
研修の基本的な流れは、「座学→テキスト章末問題」の繰り返しで、1日に1回、1時間弱程度の演習がありました。

具体的な研修内容ですが、座学に関しましては、講師の方が試験に頻出の部分や重要な部分を強調して教えていただけたので、ITILを理解するために何が重要かを効率よく学べました。
演習に関しましては、詳しい内容はここでは割愛しますが、「受講生全員を1つのレースチームのIT部門に見立て、サービスを受ける側、提供する側、またその中でも役割分担をし、ITILを日々学びながらITサービスを日を追うごとに改善していく」といった内容でした。
演習は座学とは違う視点でITILについての学びが深まる内容であったため、息抜きにもなりつつ考え方が身についていくと感じました。

試験について

試験は60分間で40問、全問4択のマークシート形式（ただし、正しい選択肢の組み合わせはどれか等の問題はあり）で、合格点は65%（40問中26問以上）でした。
今回私が受講した研修では、最終日にそのままの場所で試験が受験できました。

試験時間に関しては、何度も見直したうえで15分ほど余裕をもって提出ができ、今回の私の体感では比較的時間に追われずに受験することが出来ました。
私の回では研修の内容の大部分が出題された印象でしたので、合格するにはしっかりと講義を聞いておく必要があると感じました。
また、配布されるeラーニングコンテンツが試験よりも難易度が高いと感じたものの、復習として優れているコンテンツであったため、スキマ時間や受講後にできる限り解くことが合格率を上げるカギだと個人的には感じました。

ITIL®4ファンデーションカーレース・ワークショップ編のメリット

やはり一番の大きなメリットは、短期間でITILの概要を体系的に学ぶことができたという点です。
短期間で学習することで前後のトピックのつながりを強く意識することが出来ましたし、最後に試験が付属しているので研修をより緊張感をもって取り組めたと感じました。重要用語集やeラーニングなど、復習のためのコンテンツが充実していることも良いと感じました。
また、もし試験結果が不合格であったとしても、受講後1年間は再試験が無料とのことで、その点も個人的には安心して試験に臨むことができました。

今後、本資格を取得される方のご参考になれば幸いです。

ご紹介した研修についてはこちら

本記事でご紹介した研修は当社でもお取り扱いしております。
トレーニングコース詳細は以下からご確認いただけます。

ITIL®4ファンデーションカーレース・ワークショップ編についてはこちら
https://www.topout.co.jp/training/HP-HU0C9S

ITサービスマネジメント関連トレーニングコースはこちら
https://www.topout.co.jp/category/itservicemanagement

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