2024年のサイバー攻撃者の動き
2024年、攻撃者の動きは、2023年の内容をそのまま踏襲すると思われます。
例えば、2023年の攻撃として多かった「VPNの脆弱性を狙った攻撃」は継続して起こるでしょうし、メールによる攻撃も、 ⽣成AIを⽤いて更にレベルアップした攻撃が⾏われるでしょう。セキュリティの弱いクラウドサービス事業者がサイバー攻撃に遭うケースもあるでしょうし、サプライチェーンが弱い企業が⼊⼝となり、上流企業にまで被害が及ぶこともあるでしょう。
本コラムでは、去年の攻撃内容は踏襲されつつも、2024年は更にどのようなことが起こるかを考察してみたいと思います。
攻撃者は以下のようなことを考えていると念頭においた上で、どのような攻撃が引き続き起こり得るかをまとめてみます。