段取り上手な人ほど、時間を(効率的に、ではなく)効果的に使用しています。それは、「優先度の高い仕事により多くの時間をかけ、優先度の低い仕事にかける時間を減らす」という工夫につながります。
一方、仕事の手戻りややり直しを最小限に抑えるためには、「もしかしたらこういうリスクがあるかもしれない」と仮説をたて、そのリスクが顕在化しないようにあらかじめ手をうったり、リスクが顕在化しても大丈夫なように念のため対策を立てておいたり、という工夫につながります。
本コースでは、インバスケット研究所が提供する「インバスケット手法」を題材に、段取りよく仕事をするために必要な考え方やテクニックを実践的に学習します。「スケジュール管理」、「リスク管理」、そして「おもてなし」をキーワードに、効果的に仕事に時間を割り当て、無駄を省き、手戻りを最小限に防ぐための段取りのテクニックを、演習を通して身につけることを目的とします。