チームメンバには、それぞれの目標や動機付け、モチベーションの対象があります。自ら動機づけられ、やる気を高める環境を生みだすためには、まず部下の好みや期待を知り、どのような環境を必要としているかを理解することが求められます。そうすることで初めて、部下を適切にマネジメントすることができるのです。
[人の行動原理の基本を知る]
人の行動特性を左右するふたつの軸(内向的が外交的か、成果に興味があるかプロセスに興味があるか)を理解します。すべての人はこのふたつの軸をどういうバランスで持っているかによって分類する手法を習得します。
[自分の行動特性を知る]
行動原理や原則に基づいて、自分自身の行動特性を理解します。自分がどんな価値観に基づいて行動しているのか、どういったことに興味を持ち、どういったことを恐れているか、ということを整理します。
[相手の行動特性を読み取る]
相手の行動特性を読み取ります。相手がどんな価値観を持っているか、どういったことに興味を持ち、どういったことを恐れているか、ということを、相手の行動やしぐさ、口調などから推論し、整理します。
[相手に合ったコミュニケーションを取る]
推論した相手の行動特性に基づいて、相手にマッチしたコミュニケーションを行います。アプローチを行います。相手に合った行動を取ることで、効果的なコミュニケーションが可能になります。
本研修では、これらを効率よく学習するために、コミュニケーションカードというツールを用います。